兄は24歳で、妹は5歳の幼稚園児です。彼は普段から頼もしい性格で、「鋼のメンタル」を持ち合わせていると自称していますが、この日だけは少し悲しい出来事がありました。
妹の幼稚園が学級閉鎖になり、兄は有給を取って妹と一緒にアイスを食べに行ったところ、サービスエリアで警察に職務質問されたのです。警察は妹との年の差が19歳もあるために、なかなか信じてもらえませんでした。
兄は妹が大好きで、彼女のために車にプリキュアのシールをたくさん貼ったり、妹の希望で車のナンバーを彼女の誕生日に変えたりしています。
妹が幼稚園などで過ごす時間は短く、彼女が制服を着ている姿や兄の車に彼女のかばんがある光景が警察の目に留まったのかもしれません。
実際職質されると
むちゃくちゃ虚しいぞ
免許は持ってたよ
年の差19あるとなかなか
信じてもらえんくてな…
なんか条件反射で違いますって
言っちゃうんだよな
すまん書き方アレだったな
警官に身分はっきりさせろって
言われたからやらかしたなと
妹はいいぞ
お兄ちゃん大好き〜とか言って
幼稚園で作った折り紙くれるし
プリキュアに詳しくなるしな
まずいこのままだと
俺一生結婚出来ないかもしれん
職質って、
任意(強制)みたいなもんじゃ
ないのかあれ
断れるんか
コミュ障俺
『あっ違いますすいません妹です』
『………』
『………』
『実家の…電話番号…
教えて貰っていい……??』
『アッヒwwwwwwwwwwwww』
まさかこの年になって
親電されると思ってなかった俺
最近物騒だからごめんね~
って言われた
『アッ〇〇ちゃんの親御さんですか?
お兄さんと〇〇ちゃん一緒に
いるんですけど
年の差19歳離れてらっしゃって
大丈夫ですか?』
『アッ大丈夫ですあってますww』
『しにたい』
俺はただ妹とアイス食いながら
プリキュアの話してただけなんだ…
兄は妹のことをとてもかわいがっており、妹もまた兄を大好きで、幼稚園で作ってきた折り紙をプレゼントしたり、プリキュアについてよく知っていたりします。
ご飯を作ったり、三つ編みをしてあげたりすることになったりと、兄は妹のために様々なスキルを磨いています。しかし、それにより自分が結婚できなくなるのではないかと心配しているようです。
それでも妹との関係は変わらず、妹のためにケーキやマカロンを作ったり、お洋服を作ることになったりしています。